講師紹介

Max Summer School in Geidai 2021
モーリー・ロバートソン

モーリー・ロバートソン / Morley Robertson

日米双方の教育を受けた後、東京大学とハーバード大学に現役合格。ハーバード大学を卒業後、メディアを中心にタレント・ミュージシャン・国際ジャーナリストとして幅広く活躍中。現在、日本テレビ「スッキリ」にレギュラー出演。著書「悪くあれ!窒息ニッポン、自由に生きる思考法」も好評発売中。

三輪 眞弘

三輪 眞弘 / Masahiro Miwa

1958年東京生まれ。1978年に渡独、国立ベルリン芸術大学で作曲をイサン・ユンに、1985年より国立ロベルト・シューマン音楽大学でギュンター・ベッカーに師事する。

1980年代後半からコンピュータを用いた作曲の可能性を探求し、特にアルゴリズミック・コンポジションと呼ばれる手法で数多くの作品を発表。また、様々な分野のアーティストとのコラボレーションに加え、CD制作、著作活動など、その活動は多岐に渡る。

1985年ハムバッヒャー国際作曲コンクール佳作、1989年第10回入野賞第1位、1991年「今日の音楽・作曲賞」第2位、1992年第14回ルイジ・ルッソロ国際音楽コンクール第1位、1995年村松賞新人賞、2004年オーケストラのための「村松ギヤ・エンジンによるボレロ」で芥川作曲賞、2007年音楽についての独自の方法論「逆シミュレーション音楽」がプリ・アルスエレクトロニカ、デジタル・ミュージック部門でグランプリ(ゴールデン・ニカ)を受賞。さらに2008年美術家マーチン・リッチズとの共作「Thinking Machine」が同賞ハイブリッド・アート部門で佳作入選。2009年フォルマント兄弟として「フレディーの墓/インターナショナル」が再び同賞デジタル・ミュージック部門で佳作入選。また、映像作家の前田真二郎との共同作品、モノローグ・オペラ「新しい時代」(2000)の再演に対して第17回(2017)、「三輪眞弘祭 -清められた夜-」(2020)無観客ライブ公演に対して第20回佐治敬三賞、同年さらにサントリー音楽賞を受賞。

作品集CDに「赤ずきんちゃん伴奏器」(1995)、「東の唄」(1998)、「新しい時代信徒歌曲集」(2001)、「言葉の影、またはアレルヤ」(2001)「村松ギヤ(春の祭典)」(2012)など。著書に「コンピュータ・エイジの音楽理論」(1995)のほか「三輪眞弘音楽藝術 全思考1998-2010」により2010年度第61回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。1996年より岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー[IAMAS]、2001年より情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授。旧「方法主義」同人。「フォルマント兄弟」の兄。

https://www.iamas.ac.jp/~mmiwa/ToDo.html
後藤 英

後藤 英 / Suguru Goto

作曲家、ニューメディア・アーティスト。国際的に評価されており世界活地で活躍。刺激的な作品で新たなテクノロジーと関連させて発表している。フランス、パリにあるポンピドゥー・センターのIRCAMの招待作曲家、研究員、ボルドー芸術大学の准教授を経て、現在は東京芸術大学の准教授。

主な賞歴は、ボストン・シンフォニー・オーケストラ・フェローシップ、タングルウッド音楽祭より、クーセヴィツキー賞、ワシントン州のマルゼナ国際作曲コンペティションにて第1位、ドイツにてベルリナー・コンポジション・アウフトラーゲ1994、パリのユネスコで行われた、IMC国際作曲家会議にて入選、フランス政府よりDICREAM、ドイツ、ベルリンのミュージック・シアター・ナウ・アワード2008にて受賞、フランス、バン・ニューメリック4、アンガン・デ・バン・デジタル・アート国際フェスティバルにて、「OFQJダンス・ニューテクノロジー賞」を受賞、2010年ブラジルのFileフェスティバルにてFILE PRIX LUXのElectronic Sonority Honor Award 賞、2011年イタリアにてAction Sharing 2の大賞を受賞、2013年KAO国際キネティック・アート・コンペティションにて第2位、同年オーストリアのアルスエレクトニカにてデジタル・ミュージック&サウンド・アートの栄誉賞を受賞などが挙げられる。作品は世界各国の音楽祭、レゾナンス/IRCAM、タングルウッド音楽祭、ICC、SONAR、 Haus der Kultures der Welt, ISEA、NIME, ヴェネツィアビエンナーレなどにて演奏されている。

http://gotolab.geidai.ac.jp/
大久保 雅基

撮影:嵯峨 倫寛

大久保 雅基 / Motoki Ohkubo

1988年宮城県仙台市出身。電子音響音楽、コンピュータ音楽、室内楽、インスタレーション、映像等、多岐に渡る表現手法で、テクノロジーによって音楽を拡張する。名古屋芸術大学芸術、愛知淑徳大学、相愛大学非常勤講師。洗足学園音楽大学 音楽・音響デザインコースを成績優秀者として卒業。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科 修士課程修了。先端芸術音楽創作学会、日本AI音楽学会、日本電子音楽協会会員。

Contemporary Computer Music ConcertにてACSM116賞(2010/東京)、Wired Creative Hack Award 2019にてSony特別賞を受賞。Musica Viva Festival 2010 “Sound Walk”、同2013 ”Close, Closer”、千代田芸術祭2014 音部門LIFE LIKE LIVE、Muestra Internacional de Música Electroacústica 2015、横浜スマートイルミネーションアワード 2014、ACOUSTIC FOR THE PEOPLE III “RAW”、21st International Symposium on Electric Arts (ISEA 2015)、Festival Atemporánea 2020、若手芸術家支援プログラムVoyage2021に入選。Contemporary Computer Music Concert 2010, 2013, 2014, 2015, 2016、Festival Futura 2010、関西・アクースマティック・アート・フェスティバル 2011, 2012, 2013、富士電子音響芸術祭 2013, 2014、サラマンカホール電子音響音楽祭(2015)等で作品が演奏されている。